本記事では、SWELLのSEOについて解説していきます。
- SWELLはSEOに強いのか?について
- SWELLのSEO対策でやるべきこと
- SWELLに頼らずSEO上位を取っていくために
「SWELLはSEOに強いのか?」について、先に結論から申し上げると、テーマ単体でSEOに強いとは言えません。
タイトルにもありますが、「、、、え?」って思われた方は下記ツイートをご覧ください。
こちらは4年前のSWELL開発者のツイートなのですが、現在も変わりはなさそうです。
その理由として、SWELL公式ページでも以下のような記述がされてあります。
先に断っておきますが、「コンテンツ イズ キング」といわれる今、テーマによるSEOの差はほとんどありません。基本的に、どのテーマも最低限必要なSEO機能は実装されていますし、SWELLでももちろん充分なSEO機能を実装しています。
引用:SWELL公式ページ
こういったことから、「SWELLは飛び抜けてSEOに強い!」とは言えないわけです。
しかし、根拠も無しにこのような考えをするのも良くないと思うので、本記事にてSWELLのSEO面について説明していきます。
5分ほどで読める内容となっているので、サッと読んでいただけると嬉しいです<(_ _)>
\ 国内人気No.1のテーマ!SWELL独自のカスタマイズにより間接的なSEO効果を期待できる! /
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SWELLはSEOに強いのか?について
冒頭でも申し上げた通り、SWELLはテーマ単体でSEOに強いとは言えません。
ですが、SWELLで実装されているSEO機能については知っておいた方が便利なので、先にそちらを紹介していきます。
SWELLで実装されているSEO機能
SWELLで実装されているSEO機能は以下の通りです。
- 適切なHTML構造
- メタ情報、noindex、canonicalタグの設定(SEO SIMPLE PACKとの併用で)
- レスポンシブ対応(スマホ・タブレット対応)
- パンくずリストの設置
- alt属性の設定
- SNSシェアボタンの設置
- JSON-LDによる構造化マークアップ機能
- 高速化機能の実装
ざっくりとこんな感じ。調べた限り、無料テーマのCocoonでもこれらの機能は基本的に備わっています。
そういったわけで、SWELL開発者も仰っているように「テーマによるSEOの差はほとんどない」ということですね。
じゃあ有料テーマを買わなくても良くないか?って思うかもですが、SWELLのSEOについて僕の考えがあるので、下記にて説明していきます(*`・ω・)ゞ
SWELLのSEOにおける優位性
テーマによるSEOの差はほとんどないと先ほど触れましたが、これはGoogleのクローラーに向けた視点というだけの話です。
ただ、SEOを行なっていく上で大切なのは、Googleのクローラー向けに努力することだけではないと思います。
良質なコンテンツを増やして良質な被リンクをもらったり、サイトのユーザビリティを上げて直帰率を減らしたりと、様々な観点でSEOは重要になってくるはずです。
そのために、SWELLは活きてくると僕は考えています。
そのため、冒頭で「SWELLはテーマ単体で強いとは言えません」と述べました。要するにモノは使いようが大事だということです。
では、Googleのクローラー向けに限らず、SWELLのSEO面での優位性は何なのかというと、
- SWELL専用ブロックの活用 → 記事の書きやすさアップ(記事の質がアップ)
- おしゃれなデザイン& 幅広いカスタマイズ性 → ユーザビリティ向上による直帰率ダウン
このように「SWELLは間接的にSEOに良い影響を与える」と考えています。
Googleロボットに向けた直接的なSEOではテーマ単体で差別化は図れませんが、SWELLは間接的にSEOに効果アリというわけです。
もちろん無料テーマでも、デザインやカスタマイズ面で有料テーマに劣らないことができるなら、このような優位性は無いという考えです。
ただ、無料テーマだとデザインやカスタマイズ面の変更に、ものすごい労力が掛かることも間違いないかなと。
ここら辺の塩梅に関しては正解がないですが、WordPressテーマの選び方における3つのポイント【最適解】の記事にて、考え方について共有しているので参考にしてみてください。
SWELLのSEO対策でやるべきこと
ここからは、SWELLユーザーに向けてSEO対策でやるべきことについて紹介していきます。
SWELLのSEO対策でやるべきことは以下の通り。
- SEO SIMPLE PACKの活用
- XMLサイトマップ生成
- サイトのカスタマイズ
場合によっては高速化なども必要ですが、基本的には上記の3つで十分です。
①:SEO SIMPLE PACKの活用
SWELLはデフォルトでメタ情報を入出力できません。
この部分は開発者のこだわりが出ており、説明するとややこしくなるので、SWELL公式ページにて確認してみてください。
そういったわけでSWELLを使うなら、「SEO SIMPLE PACKの活用」は必須になってきます。
ただ、「SEO SIMPLE PACK」はSWELL向けに開発者が作っているので、他のSEOプラグインよりも使いやすい形となっています。
当ブログでも【5分で完了】SEO SIMPLE PACKのわかりやすい使い方にて、わかりやすく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
②:XMLサイトマップ生成
SWELLはデフォルトでコアのサイトマップ生成機能もオフになっています。
ただ、検索エンジンにサイト構成やページ内容を理解してもらうためにサイトマップは必須のため、プラグインでXMLサイトマップを生成することが推奨されています。
そこで推奨されているプラグインは「XML Sitemap&Google News」です。
こちらの使い方も当ブログでわかりやすく解説しているので、以下の記事を参考にしてみてください。
» XML Sitemap&Google Newsの設定方法をわかりやすく解説
③:サイトのカスタマイズ
サイトのカスタマイズは、間接的なSEOに対する効果の期待です。
SWELLを導入することでデフォルトでもデザインが良く利便性は高いのですが、さらに滞在時間を高めるためにユーザビリティを求めていきましょう。
ここがSWELLの本領を発揮するところでして、マークアップ言語が書けなくても、直感的にサイトをカスタマイズすることができます。
とはいえ、何をどうすればユーザビリティが向上するのか僕もまだ勉強中なので、今のスタイルで実験中です。
詳しくは、【SWELL】ブログのデザインを変えてみた!【シンプルにおしゃれ】の記事にて、当ブログのカスタマイズを余すことなく紹介しています。
SWELLに頼らずSEO上位を取っていくために
ここからはもう一段階深ぼって、SEO上位を取っていくための情報について共有していきます。
SWELLなどのテーマに頼らず、検索上位を取っていくために心がけることは以下の3つです。
- 1記事入魂
- 分析 → 改善パートを重要視
- サイト設計を意識
順番に解説していきます。
①:1記事入魂
最近のSEO対策では「コンテンツ イズ キング」と言われており、テーマにあれこれと悩むのではなく、渾身の記事をアップし続けることが最重要の項目となっています。
特に個人ブログだと、企業サイトに埋もれることが多くなってきているので、コンテンツに惹かれないブログは淘汰される傾向にあるかなと思います。
そういったブログの共通点として、情報しかまとめていないことにあると考えています。
情報を整理するだけのコンテンツなら、企業サイトのライター勢の方が圧倒的に有利なので、この戦い方だとなかなか勝てません。
ですが、企業サイトのライター勢では情報をまとめるだけしか出来ないのも事実です。
ここに勝ち目があると考えており、ブログが伸びない原因について考察する【解決策:情報+付加価値】の記事にて詳しく考察しているので、良かったら参考にしてみてください。
②:分析 → 改善パートを重要視
SEO上位を取っていくためのゴールは、検索エンジンで狙ったキーワードの記事を上位表示させることです。
そこに向けて1記事入魂していくわけですが、上位表示されているかの答え合わせがとても重要になってきます。
そのために必要になってくるのが「検索順位チェックツール」です。
これがなかったら、上げた記事が検索上位を取れているかわかりません。例えるなら、ゴールの無いマラソンを走っているようなものです。
そういったわけで、検索順位チェックツールを導入して、SEO上位を取れているか答え合わせをする必要があります。
もし検索上位を取れてなかったら、「なんでこの記事はダメなのだろうか、、、?」と考えることができ、「じゃあ、検索上位を取れるようにリライトしよう!」といった動きが取れるわけです。
このような分析 → 改善の作業ができなければゴールには近づけないので、重要視していかなければなりません。
この分析 → 改善パートを円滑に進めていくためのツールとして「Nobilista(ノビリスタ)」がおすすめです。以下の記事にて詳しい内容をまとめているので、良かったら参考にしてみてください。
③:サイト設計を意識
ブログ記事は単体で孤立させるよりも、内部リンクで繋いであげる方が検索上位は取りやすくなります。
そのため、ブログの記事がある程度豊富になってきたら「サイト設計」を考えるのが有意義というわけです。
これが特化ブログの方が良いと言われる点で、雑記ブログだと記事同士を関連付けることができないですからね。
この記事も内部リンクを多く設置されていると思いますが、そのためです。
まとめ:SWELLをうまく活用してSEO上位を目指そう!
本記事では、「SWELLのSEO面について」や「どのテーマでも共通して行えるSEO対策」について紹介しました。
一番大事なことを振り返ると、
SWELLはGoogleロボットに向けた直接的なSEOではテーマ単体で差別化できませんが、デザインやカスタマイズ性から間接的にSEOに効果アリ
こういったことが僕の中の結論として言えます。
というわけで今回は以上とします。最後まで読んでいただきありがとうございました。
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