
ブログで使える心理学を知りたい…。
心理学を活用してブログを伸ばしていきたいです。
そういった悩みを解決します。
- ブログで使える5つの心理学
- ブログで心理学を使用する際の注意点
そもそも人間は「論理よりも感情的に動く生き物」です。
実際に多くのWebマーケティング会社では、今回紹介する心理学を使って人間心理に働きかけ、売上を伸ばしています。
そういったテクニックをブログで使わないと損ですよね、、、
というわけで今回は、ブログで使える心理学について紹介していきます。
最後に+αで「とっておきのテクニック」も紹介するので、ぜひ最後まで見ていってください〜
- 22歳国立理系大学生(機械学習をテーマに研究)
- Web系のプログラミング言語を勉強→ITベンチャーで長期インターン
- SWELL利用歴2年(ブログ運営、コーポレートサイト制作)
- 現在は法人のWebマーケティングの仕事を受けています
ブログで使える5つの心理学


ブログで使える5つの心理学は以下の通りです。
- 損失回避の法則
- HARMの法則
- 希少性の法則
- パレートの法則
- 単純接触効果
順番に解説していきます。
損失回避の法則
損失回避の法則とは、その名の通り「人間は損を避けたい」性質を持っているということです。
例えば、有名な質問としてこんなものがあります。
- 100万円が無条件にもらえる
- コイントスをして裏表を当てることができれば、200万円がもらえる
期待値的には同じなのですが、多くの人は①を選びます。
「コイントスを外すリスク=損失」と判断して、多くの人は①を選ぶみたいですね。
- 無条件で200万円の借金が半分になる
- コイントスをして裏表を当てることができれば、200万円の借金がチャラになる
今度の質問は借金に関するもので、この場合だと多くの人は②を選ぶみたいです。
「借金が残る可能性がある=損失」と判断して、それを避けるということですね。
2つの質問を比べて、状況は違えどやってることは一緒のはず。それなのに結果が変わってくるのはおもしろいですよね。
これは本能的に備わっている性質みたいで、「人間は成功するよりも失敗するのを恐れる」みたいです。
そういったわけで、ブログでも読者に対して損を避けるような文章を書く意識ができると良いですね。(実は冒頭文でもこのテクニックを使ってました。)
HARMの法則
HARMの法則とは、
- Health:健康、美容、容姿
- Ambition:将来、夢、キャリア
- Relation:人間関係、恋愛
- Money:お金
の頭文字を取ったもので、人間の悩みはこの4種類で大別される法則のことです。
「ブログアフィリエイトで稼ぐ=読者の課題解決」みたいなものでして、この4種類の悩みを解決できるような記事を書いていくことで伸びやすくなります。
例えば、ブログ運営の良さを伝えるなら以下の通り。
- Money:ブログ運営をすることで副業収入を得ましょう
- Ambition:ブログで月1万PV達成するとWebマーケティング会社に転職できますよ
こんな感じに語りかけることで、読者は興味を持つようになります。
「ブログ運営をすることで論理的思考力が上がりますよ!」みたいなことを読んでも、始めようとは思わないですよね、、、
そういったわけで、読者に未来のことを語りかける際はHARMの法則を意識していきましょう。
希少性の法則
希少性の法則とは、その名の通り「人間は数の少ないものに対して価値を感じる」という性質を持っていることです。
具体例を挙げると、
- 定食屋さんの「日替わり限定○○食」
- ブランド服の「残り○○着」
- プログラミングスクールの「○月○日までに申し込むと1万円OFF」
- 髭脱毛の「先着○○様まで初回割引」
などなど、日常的にも多くの企業で頻繁に使われています。
また、具体例に着目してもらえると分かるのですが、希少性の法則は2種類に分けられます。
- 量的な希少性:限定〇〇、残り〇〇
- 時間的な希少性:○月○日までに〜、先着○○様まで〜
このように希少性の法則は、「量的・時間的」なものに分けられるので、知っておくことで使える幅は広がっていきます。
パレートの法則
パレートの法則とは、別名「2:8の法則」とも呼ばれています。
ブログを例にすると、
- アクセスの8割が、2割の記事によって生み出される
- ブログ収益の8割が、2割のユーザーによって生み出される
こういったことが言えます。
パレートの法則が成り立つのを知っておくことで、ブログ全体の設計がしやすくなります。
- 記事設計 → 収益記事:集客記事=2:8にする
- 文章構成 → 2割のモチベーションの高い方に向けて、8割の力をかけて文章を作っていく
このような意識があることで、要点を絞って効率的にブログを伸ばしていくことができます。
たまに「ブログで稼ぎたい」と言う人が、集客記事100%という状況を見かけるので、パレートの法則は覚えておいて損はないです。
単純接触効果
単純接触効果とは、何度も繰り返し接触したものに好意を抱きやすいという性質を持っていることです。
例えば、
- よく見るCMの会社に好意を抱きやすい
- よく見るWeb広告の商品に関心を持つ
- よく見るTwitterでの著名人に好印象を持つ
などが挙げられます。
ブログに応用してみると、
- 頻繁に更新して、信頼を積む
- Twitterなどの他媒体でも発信して、読者に接触できる機会を増やす
このような形で長期的に発信をしていくことで、徐々に読者との接点を築くことができます。
それが信頼へと繋がり、売上にも繋がってくるので、継続発信を頑張っていきましょう。
ブログで心理学を使用する際の注意点


ブログで心理学を使用する際の注意点は「悪用・多用しない」ことです。
何でもかんでもアフィリエイト報酬が欲しいからといって商品を紹介したり、「〇〇限定!!」などを多用したりするのは逆に信頼を下げてしまうことにつながります。
「ブログで稼ぐ=信頼の積み上げ」といっても過言ではないので、心理学の乱用は避けるべきかなと。
実際にマルチ商法や詐欺などは、心理学を使ったテクニックで騙しているパターンが多いです。



そんな人に信頼ができるかというと、長期的に見たら難しいかなと。
そのため、このような仕掛ける側にも仕掛けられる側にも注意をして、心理学を正しく活用していきましょう。
まとめ:正しく心理学を使ってブログを伸ばそう!


本記事では、「ブログで使える5つの心理学」と「心理学を使う際の注意点」について紹介しました。
ブログで使える心理学を振り返ると、
- 損失回避の法則
- HARMの法則
- 希少性の法則
- パレートの法則
- 単純接触効果
これらを正しく活用することで、ブログをより伸ばせるようにしていきましょう。
また冒頭で予告した+αのテクニックとは、「最後に〇〇を紹介しますね!」と言うことで、ページ滞在時間を増やすテクニックでした(笑)
というわけで今回は以上とします。最後まで読んでいただきありがとうございました!