大学生は情報感度が低い傾向にあり、金欲も高いため怪しいビジネスに引っかかりがちです。
今回は、そのような大学生を増やさないために、本記事にてまとめていきます。
- 大学生が引っかかってしまう怪しいビジネスの実態
- 大学生が怪しいビジネスに引っかからないために持つべき3つのマインド
- 大学生がやるべき健全なビジネス
大学生になると、自由な時間が増え、動機はさまざまですが稼ぎたいという欲求がでてくるはず。
しかし、大学生は情報感度が低く、簡単に稼げそうなお誘いに引っかかりがちです。
実際に僕の周りの大学生や、年齢の近い社会人ですら、怪しいビジネスをやっていました。
僕自身そういったビジネスを見て、大学生の初期段階では興味を持ったものの、それを除外する嗅覚は持っていたみたいです。
おかげで健全にプログラミングやマーケティングのスキルを身につけ、企業と対等に仕事ができています。
そのため、僕の経験談も踏まえつつ、大学生が損をしないための情報を共有していきます。
- 22歳国立理系大学生(機械学習をテーマに研究)
- web系のプログラミング言語を勉強→ITベンチャーで長期インターン
- Twitterのフォロワー数は1500名ほど
- 現在は法人のWebマーケティングの仕事を受けています
大学生が引っかかってしまう怪しいビジネスの実態

大学生が引っかかってしまいがちな怪しいビジネスは、大体以下の2パターンです。
- ネットワークビジネス
- 情報商材ビジネス
順番に紹介していきます。
ネットワークビジネス
ネットワークビジネスとは、マルチ商法ともいわれており、進研ゼミ紹介制度の亜種みたいなものです。

上図のように、人との繋がりがツリー構造になっているのが特徴的で、紹介すればするほど上の人が儲かっていくビジネスモデルです。(末端は儲からないです。)
何を紹介するのかというと、簡単に稼げる風を装った投資やコンサルなどでして、基本的には薄っぺらいものでしかありません。
それを紹介しまくって、紹介料やマージンなどの権利収入で不労所得などを謳っています。
情報商材ビジネス
情報商材ビジネスとは、稼いでいる風を装った人が、簡単に稼げる情報をPDFや音声メディアにまとめて販売する商法のことです。
インスタグラムで、ハイブランドの写真や海外の写真を載せていて、LINE@やLPに誘導するアレです。
- スマホ一台の隙間時間で30万円!!
- 副業月収100万円達成!!
- 不動産投資やFX投資で不労所得!!
LINE@に誘導すると、稼げなかった過去の苦労エピソードとともに、上記のような変化した自分を演じます。
これに引っかかってしまった人が、何十万円という金額を薄っぺらい情報商材と交換されるという、悲惨な結果になってしまいます。
怪しいビジネスの特徴
上記にまとめた内容は、イメージしてもらいやすいように誇張した表現で紹介しましたが、怪しいビジネスを展開する人は言葉巧みにセールスしてきます。
また、中には師匠という所謂すごい人を紹介してきて、怪しいビジネスに誘いこもうとしてきます。
そのため、怪しいビジネスかどうかをしっかり見極められるように、ここで特徴をまとめておきます。
- 商品自体が高額
- 「確実に稼げる」や「簡単に稼げる」などの表現が含まれている
- 「期間限定で半額セール」や「残り〇〇人のみ」などの特別感を演出
- インスタグラムなどのSNSで人生楽しんでる風をアピール(もしくは現金、ブランド、綺麗な海の写真を載せている)
- 口コミのやらせ感が半端ない(もしくは良い口コミしかない)
- 運営元の実態がない
- 紹介料や権利収入などのワードが存在
このような特徴があれば疑ってかかりましょう。
大学生が怪しいビジネスに引っかからないために持つべき3つのマインド

ここからは、タイトルの「大学生が怪しいビジネスに引っかからないために持つべき3つのマインド」を紹介していきます。
- 自分の頭で考える
- 自分で調べて解決するクセをつける
- 楽に稼げるビジネスなど存在しない
順番に解説していきます。
自分の頭で考える
怪しいビジネスに引っかかる人は、情報に振りまわされる傾向にあります。
インフルエンサーが発言する内容や、インターネットに溢れる情報について深く考えず、多くを信じ込んでしまいます。
そのため、「自分もこの人について行けば or この情報商材を買えば簡単に稼げるんだ」という思考に陥ってしまいます。
ですが、これは思考停止の状態でして、自分の頭で考えている状態ではありません。
反対に、自分の頭で深く深く物事を考えることができれば、情報の判別をすることができ、自分に適した情報のみ取得できます。
そもそもロジカルに物事を考えることができれば、それだけで合理的な判断ができ、他人からカモられることは回避できます。
この「自分の頭で考える力」は令和の時代こそ重要になってくると考えています。以下の記事にて詳しくまとめているので、併せて読んでいただけると嬉しいです。

自分で調べて解決するクセをつける
騙されやすい人は、自分で調べて解決するクセがありません。
いわゆるググり力というものがなく、問題解決能力が乏しいのが特徴です。
ですが、基本的なことはググれば解決します。もちろん専門的なことは検索しても出てこないかもしれませんが、怪しいビジネスの特徴とかなら調べることができます。
例えば「団体名 評判」や「ビジネス 特徴」などで調べればいくらでもでできます。
なんでもかんでも教えてもらおうとするマインドの人は要注意です。
楽に稼げるビジネスなど存在しない
怪しいビジネスに引っかかる人は、楽して稼ごうとする精神によって引っかかってしまいます。
あるいは、少し頑張れば不労所得が得られると思いこんで、騙されてしまいます。
ですが、そんなことは微塵もありません。そのようなビジネスがあれば、世の中の多くは億万長者です。
また、もしそのようなビジネスがあれば、他人に紹介するようなことはしないはず。全部独り占めした方が、利益は最大化できます。
そのため、楽に稼ごうとするマインドは危ないです。捨てておきましょう。
大学生がやるべき健全なビジネス

最後に、大学生が絶対的にやるべきビジネスとはいいませんが、将来につながるためにやっておいた方が良いビジネスについて紹介します。
- 長期インターンシップ
- ブログなどのメディア運営
- スキルをつけて個人で仕事を受注する
順番に紹介していきます。
長期インターンシップ
長期インターンとは、就職体験みたいなものです。
実際に企業の業務に携わって仕事をしつつ、その対価としてお金がもらえるといった内容です。
- 営業
- マーケティング
- 広報
- エンジニア
- SNS運用
- ライター
- デザイナー
上記のようなポジションを主にベンチャー企業が募集しており、市場から評価されるスキルを身につけつつ、お金がもらえます。
一般的なバイトよりも時給は高い傾向にあり、卒業後や就職後でも長期インターンで身につけたスキルは評価されるので、大学生にはめちゃおすすめです。

ブログなどのメディア運営
ブログなどのメディア運営とは、現在あなたが閲覧しているようなブログを運営することです。
そのメリットは以下の通り。
- ローリスクで始められる事業
- 自分の力で稼ぐ経験が得られる
- ITリテラシーやWebライティング、SEOのスキルが身に付く
僕自身ブログ関係で仕事をいただいており、ゆるく働けています。
ブログを通して人生が変わったといっても過言ではないので、興味ある方はぜひチャレンジしてみてください。

スキルをつけて個人で仕事を受注する
これは一番ハードルが高いかもしれんませんが、スキルを身につけてクラウドソーシングや企業と業務委託を結んで、仕事をしましょうといった内容です。
- プログラミング
- Webライティング
- SEO
- デザイン
- SNS運用
上記のスキルは需要が高く、スポットでの案件も多いため稼ぎやすいです。
理想としては、個人学習や長期インターン、あるいはブログ運営などでスキルを身につけて、上記のような仕事を大学生のうちに取れれば最強です。
卒業後でも、就職した会社だけではない別の収入源を確保できますので。精神的安定度が変わってきます。
まとめ:大学生は怪しいビジネスに気をつけよう

本記事では、大学生が怪しいビジネスに引っかからないために持つべき3つのマインドを紹介しました。
- 自分の頭で考える
- 自分で調べて解決するクセをつける
- 楽に稼げるビジネスなど存在しない
大学生の時間は超貴重です。怪しいビジネスに費やした時間は一生返ってきません。
そんなことはマジでもったいないので、本記事で紹介した内容を実践して、怪しいビジネスに引っかからないようにしましょう。
というわけで今回は以上とします。最後まで読んでいただきありがとうございました。