本記事を書いている中の人は、大学3年生の時にIT企業で長期インターンシップに参加した経験があります。
期間は3ヶ月ほどで、あまり長くはなかったのですが非常に良い経験でした。
そんな僕が「長期インターンの体験談」について事細かに語ります。
大学生で長期インターンに参加してみたい方は参考になると思うので、ぜひ最後まで読んでいってください。
- 国立理系修士2年(24歳 | 専攻は機械学習)
- SEOマーケティング会社で実務を2年ほど経験
- ブログ運営3年目(月間10,000PVほど)
- 2025年4月からIT事業会社のデータサイエンティストとして働く予定で、現在はBigQueryを活用したGA4やGSCのデータ分析に注力
現役大学生による長期インターンの体験談を紹介
長期インターンシップに参加したのは大学3年の5月〜7月までの3ヶ月間です。
かなり短かったのですが、その体験談について紹介していきます。
長期インターンに参加するまでの経緯
大学3年までの間で軽くプログラミングを勉強しており、アウトプットの場がほしいと思って長期インターンに参加しました。
実際に、長期インターンに参加した当時のスキルは以下の通り。
- HTML CSS JavaScript PHPが軽く書けてWordPress構築がギリできる
- サーバーやFTPなどの知識なし
- Web開発は全くできない
上記の通りで、有識者からしたらぶっちゃけスキルは微妙でして、Web制作を独学で頑張ったんだねって感じの人でした。
動機が稼ぎたいだったので、「自分で案件を捌けるくらいにはなりたいなぁ〜」という感じで申し込みした記憶があります。
なお、Web制作スキルを身に付けたい方は以下のロードマップがおすすめです。
長期インターン先の業務内容
長期インターン先で携わった業務は以下の通りです。
- コーポレートサイトのデザイン
- デザインカンプからのコーディング
- 制作したWebサイトを本番環境に公開
- 軽く広告運用に携わる
小規模サイトの作成を一からやらせていただき、デザイン→コーディング→納品という流れを経験することができました。
当時はわからないことだらけだったのですが、時間をかけて調べつつ、社長やエンジニアの方に相談してなんとか納品できたのを覚えています。
長期インターンに参加してよかったこと
長期インターンに参加してよかったことは「お金をもらいつつスキルを伸ばせる」ということです。
時給はそこまで高くなかったのですが、Web制作案件を個人で受ける力が身についたので一石二鳥です。
実際にそこから個人でも仕事が入るようになり、費用対効果はバッチリでした。
というのも個人学習だとどうしても机上の空論だけで終わってしまい、成長スピードは遅くなる一方です。
恐らく長期インターンに参加してないと個人で仕事をこなすレベルには達してないと思うので、実務が経験できたのは大きかったです。
長期インターンに参加して微妙だったこと
僕が入った会社は良い人ばかりだったので、特にはなかったです。(振り返ってみると、感謝しかない)
ですが長期インターンに参加するために3社ほど面接しており、面接段階から「うわぁ、微妙だな」って会社もあったので気をつけるといいかもです。
- 面接段階から高圧的な態度
- 学生と対等な立場で話をしてくれない
- 学生という立場を利用して雑務を押し付ける
会社は利益を出すのが最優先なので、上記のような「学生=安い労働力」として、やりがい搾取されるケースも多いのは事実です。
ですが、大学生からしたら愛社精神とかマジでどうでもいいので、自分を優先するのが最重要です。
学生にも選ぶ権利があるので、微妙な会社は面接段階から排除するのが吉です。
長期インターンに参加する際のよくある質問
最後に、よくある質問についてまとめていきます。
- 週にどのくらい長期インターンに費やしていましたか?
-
僕の場合だと、週一回は必ず対面で会社に行って(6〜7時間)、後は自由にやっていました。トータルに費やした時間だと週15〜20時間あたりかなと思います。
- いつ長期インターンに参加するべきですか?
-
早めであればあるほど良いです。やる気がある方は1年生からでも良いですし、2年生の暇になったタイミングでも良いと思います。
- 面接で対策しておくべきことはありますか?
-
自分で勉強したことやスキルセットを適切に伝えられるようにしておけばOKです。後は大学生なのでやる気がある風を装えば、企業受けは良いと思います。
上記以外にご質問がありましたら、お問い合わせフォームからお願いします。(いただいた質問は随時追加していきます<(_ _)> )
大学生が長期インターンに早めに参加するべき理由
ここからは、大学生が長期インターンに早めに参加するべき理由について紹介していきます。
- 市場から評価されるスキルが身につく
- 個人で稼ぐにつながる
- 辞めても問題なし
順番に解説していきます。
市場から評価されるスキルが身につく
長期インターンは市場から評価されるスキルを身につけやすいです。
なぜなら企業の業務に携わるので、自然と会社が必要とする業務ができる人材になれるからです。
- 営業
- マーケティング
- 広報
- エンジニア
- SNS運用
- ライター
- デザイナー
これらのポジションは就活中でも卒業後でも評価され、後の人生の選択肢を広げてくれます。
バイトと長期インターンを比べて両方ともお金がもらえるなら、市場から評価されるスキルが身につく長期インターンの方がコスパが良いです。
また、下記の「個人で稼ぐにつながる」にも関連してきます。
個人で稼ぐにつながる
市場から評価されるスキルが身につく=個人で稼ぐにもつながってきます。
僕の場合だと、長期インターンでWeb制作スキルが身についたのですが、今でもたまにホームページ制作案件が入ってきます。
また、Web制作関連をブログで発信(メディア運営)してるとSEOスキルが身につき、さらに仕事が入ってくる状態を作ることができました。
今では家でのんびり働きつつ、スキルを伸ばしつつ生計を立てることが実現できています。
このように、個人で稼ぐことができると好循環が生まれます。こちらの内容は、以下の記事にて詳しくまとめているので、ぜひあわせてご覧ください。
辞めても問題なし
社会人になって直ぐに辞めてしまうとキャリアに傷がつくかもですが、大学生の長期インターンはそんなことありません。
業務内容が自分に合っていなかったり会社の人と合わなくても、辞めて問題ないのが大学生の特権です。
このように長期インターンは「自分はどのような職業に適性があるのか?」や「やりたいと思える仕事は何なのか?」を知る良い機会となります。
就活一発勝負で「自分に合った会社」を選べるなんてそうそう無いと思うので、企業の業務内容を知っている大学生は強いと考えています。
むしろ僕だったら一発勝負で会社を選ぶ状態は怖いので、「事前に体験する」を選びます。
もちろん辞める際は会社側に迷惑のならないようにしましょう。
大学生が長期インターン先を見つける方法
本記事の最後に、長期インターン先を探す方法について紹介します。
- エージェントや就活サイトの利用
- 自分で検索して探す
順番に解説していきます。
エージェントや就活サイトの利用
エージェントや就活サイトを利用すると、長期インターン先を見つけやすいです。
基本的に全部無料で登録できるので、企業探しのために有効活用していきましょう。(僕も長期インターン先は上記のエージェントから見つけました。)
また、企業側からのオファーも来ることがあるので、いくつか登録しておけばOKです。
自分で検索して探す
自分で検索するとニーズに合った企業を探しやすいです。
例えば検索方法は下記の通り。
- 自分が住んでる地域名 長期インターン
- エンジニア 長期インターン
- リモート 長期インターン
上記のような検索はニーズがはっきりしているので、自分に合った企業を見つけやすいです。
また、Twitterなども活用してみましょう。ITのベンチャー企業などはTwitterから募集をかけてることもありますので。(僕もTwitterから現在のWebマーケティングの仕事につながっています。)
まとめ:大学生は長期インターンにチャレンジしてみよう!
本記事では長期インターンでの体験談を紹介しつつ、大学生が長期インターンに参加するメリットや長期インターン先の探し方について共有しました。
僕が長期インターンに参加したのは大学3年生からですが、もっと早めの大学2年生から動いておけば良かったなぁ〜と後悔しています。
そのため本記事を読む大学生の方は、ぜひ長期インターンにチャレンジしてみてください。
大学生だから企業の人に可愛がられるし、もしダメな会社ならすぐ辞めても良いしで、大学生の特権をフル活用できる場ですので。
最初はちょい怖いかもですが、案外動いてみるとどうにでもなります。まずは、エージェントや就活サイトに登録しつつ、興味ある企業に応募してみましょう。
というわけで今回は以上とします。最後まで読んでいただきありがとうございました。