ブログでのキーワード選定のやり方【初心者ブロガーの戦略】

SEOを攻略していくためには、「キーワード選定」の理解は必要不可欠です。

しかし、ブログを始めたばかりの方はそのような概念ないと思います。

そのため、初心者ブロガーでも攻略できるキーワード選定のやり方を、本記事にてまとめました。

実際に、企業サイトのキーワード選定にも携わった経験があるので、知識量は問題ないと思ってます。

5分ほどで読めるので、サッとキーワード選定のやり方を理解していきましょう。

本記事の筆者
  • 国立理系修士2年
  • SEOマーケティング会社で実務を2年ほど経験
  • ブログ運営3年目(月間10,000PVほど)
目次

ブログのキーワード選定とは?

ブログのキーワード選定とは、「検索結果に上位表示させたいキーワードを選ぶこと」です。

例えば、本記事だと「ブログ キーワード選定 やり方」というキーワードを狙って記事を書いています。

キーワード選定ができていないと、

  • 検索エンジンでなかなか上位表示が取れない
  • 着地点が見えない記事が出来上がってしまう
  • 重複記事ができる可能性がでてくる

などなど弊害が多く、「キーワード選定」はSEO対策する上で基本的な項目となっています。

そのため、記事を書いていく際にはしっかりとキーワード選定を行なっていく必要があります。

ブログでのキーワード選定のやり方【3ステップでOK】

ブログでのキーワード選定のやり方は以下の3ステップでOK。

STEP
記事のネタを考える
STEP
ツールを使ってキーワードを絞り込む
STEP
絞り込んだキーワードを実際に検索してみて、競合を把握する

順番に解説していきます。

ステップ①:記事のネタを考える

スタート地点はここからですよね。記事のネタがないことには始まらないです。

記事のネタに関しては、各々で発信する内容によって変わってきますが、考え方は以下の通り。

記事ネタの考え方
  • 現在自分が挑戦していることのアウトプット
  • 過去の自分が困っていて、解決していること(過去の自分と似たような悩みを持つ方の課題解決)

このような感じで、まずざっくりとキーワードを考えていきます。

次のステップでツールを使って分解していくので、この段階では1語の大きいキーワードでOKです。

わかりやすいように、例として「キーワード選定」というキーワードを選んだとして進めていきます。

ステップ②:ツールを使ってキーワードを絞り込む

次のステップでは、ツールを使ってキーワードを絞り込んでいきます。

キーワードを絞り込む際に使用するツールは「ラッコキーワード」がおすすめです。

ラッコキーワード キーワード選定
試しにラッコキーワードで「キーワード選定」と検索した結果

基本的に1語のキーワードだと、「競合が多い& 読者ニーズを意識した記事が書けない」ため、上記のようにキーワードを絞っていきます。

そこで注目すべき点が「サジェストキーワード」です。

左上の部分に「サジェストキーワード」と呼ばれるモノが表示されるのですが、これが「ユーザーがよく検索する& 読者ニーズを満たす」キーワードとなっています。
(今回は、サジェストキーワードから「キーワード選定 やり方」を選びました。)

参考記事:サジェストとは?検索できるおすすめツール5選やSEO対策への活用方法を紹介 – Utilly(ユーティリー)

また、「月間検索数」を調べるのには、「Ubersuggest」がおすすめです。

Ubersuggest
試しにUbersuggestで「キーワード選定 やり方」と検索した結果

選んだキーワードが、月間でどれくらい調べられているかを把握するのも重要です。

検索ボリュームを調べる重要性
  • 検索ボリューム小 → SEO上位を取れる可能性は高いが、需要が少ない
  • 検索ボリューム大 → 需要は大きいが、SEO上位を取れる可能性が低い

検索ボリュームとは、ここで言う「月間検索数」のことです。

検索ボリュームが大きすぎても小さすぎてもしんどいので、良い塩梅を狙っていく必要があります。

狙っていく検索ボリュームの目安は100〜1000あたりが丁度良いです。もちろんキーワードのテーマにもよりますが。

今回は検索ボリュームが260くらいだったので丁度良さそうですね。

Ubersuggestのキーワード候補
Ubersuggestで「キーワード選定 やり方」と検索した際のキーワード候補

また、Ubersuggestで検索した際にスクロールすると、「キーワード候補」がいくつか出てきます。

ここからもキーワードを絞ることができるので、検索ボリュームを把握しつつ上手に活用していきましょう。

ステップ③:絞り込んだキーワードを実際に検索してみて、競合を把握する

最後のステップでは、先ほど決めたキーワードで実際に検索してみて、競合を把握していきましょう。

その際に意識すべきポイントは、上位10サイトにおける「企業サイト」と「個人サイト」の割合です。

なぜなら、企業サイトが多すぎたら、記事を書いても上位表示は難しい傾向にあるからです。

実際に2022年4月21日時点において「キーワード選定 やり方」で調べてみたら、ほとんどが企業サイトで、個人サイトは1つしかありませんでした。

SEO系のキーワードなので、SEOを売りとしている会社が参入しているのは当たり前ですよね(笑)

こういった場合は、避けるのが無難なのかもですが、

  • 上位表示できるようにチャレンジしてみる
  • ステップ②に戻って、キーワードを更に絞り込む

などが考えられるかなと思います。

今回の場合は、キーワードを更に絞り込んで、「ブログ キーワード選定 やり方」というキーワードに決定しました。

検索ボリュームは40しかないのですが、5つの個人サイトが上位表示されていたので、さっきのキーワードに比べてまだ勝てる余地はあるはずです。

検索ボリューム40だけか…。

などと考える方もいるかもですが、今回の場合だと「ブログ キーワード選定」や「キーワード選定 やり方」でも検索流入を見込めるので、まあOKかなと思いました。

ここら辺は選ぶキーワードによっても変わってきますが、細分化可能なキーワードもあるので、そういったことも込みでキーワード選定できると良いですね。

初心者ブロガーが考えるべきキーワード選定の「戦略」

最後に、初心者ブロガーがキーワード選定でとるべき戦略について紹介していきます。

初心者ブロガーがキーワード選定でとるべき戦略
  • ロングテールキーワードを狙っていく
  • ブログの設計を意識してキーワードを作っていく
  • タイトルや内容を競合と差別化する

順番に解説していきます。

ロングテールキーワードを狙っていく

ロングテールキーワード」とは、3語以上の単語からできるキーワードのことです。

今回選んだ「ブログ キーワード選定 やり方」もロングテールキーワードに該当します。

ロングテールキーワードの特徴
  • 競合が少ないため検索上位を取りやすい
  • 読者の悩みに沿ったコンテンツを作りやすい
  • コンバージョンに繋がりやすい

などといった特徴があり、初心者ブロガーが成功体験を積みやすいキーワードとなっています。

そのため、まずは「ロングテールキーワード」からブログを育てていきましょう。

ブログの設計を意識してキーワードを作っていく

SEOで勝つためには、導線設計を意識したキーワードで記事を作り続けなければなりません。

ブログの設計
「ブログ」というキーワードの設計例

ざっくりとした図ですが、このような設計で記事を書かないと伸びていかないです。

なぜなら記事単体では他の競合サイトと勝負にならず、結果としてSEOでも負けてしまうからです。

そのため、キーワード選定時点から記事の役割を明確にした上でブログを育てていきましょう。

タイトルや内容を競合と差別化する

ここは少しキーワード選定とは離れるかもですが、初心者ブロガーこそタイトルや内容で差別化するべきです。

ドメインパワーの強さだったり、記事ボリュームの多さといった暴力で、検索上位をとっているサイトに真っ向勝負していっても初心者ブロガーは勝てないので。

例えば、本記事のタイトルはキーワードをしっかり入れつつ、【初心者ブロガーの戦略】といった要素で差別化を図っています。

このタイトルを見た初心者ブロガーの方は、「戦略」っていうワードに惹かれて、興味を持ってクリックする確率が上がるかもです。たぶん、、、(笑)

まあ合ってる合ってないにせよ、他のブログと差別化していくのは積極的にやるべきかなと思います。

まとめ:戦略的にブログのキーワードを選定しよう

本記事では「ブログでのキーワード選定のやり方」と、初心者ブロガーが考えるべきキーワード選定の「戦略」についてまとめました。

SEO対策していく上で、キーワード選定は欠かせない項目となっています。

ブログでのキーワード選定のやり方は、

ブログでのキーワード選定のやり方
  1. ブログネタを考える
  2. ツールを使って、キーワードを絞り込む
  3. 絞り込んだキーワードを実際に検索してみて、競合を把握する

というステップを踏んでいきましょう。

また、それだけでなくブログを伸ばしていくための施策や差別化を図って、戦略的に育てていきましょう。

というわけで今回は以上とします。最後まで読んでいただきありがとうございました。

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